秋のあるある!
どんぐりころころ・・・

秋のあるある!

緊急事態宣言も解除され久しぶりに公園に散歩に行くと、小さな子供連れの家族が、秋晴れの空の下で元気に遊んでいました。ふと足元見ると、まあたっくさんのどんぐりが! 秋のあるあるで、子供たちがどんぐりを拾ってぽっけに入れて帰ってきて、しばらく遊んだり飾ったりするのは良いのだけれど、忘れた頃にふと見ると虫だらけ、キャ~!!!
ここでふと「くまもり=熊を守る」活動を思い出しました。人間による開発や環境の変化で餌場が減ったり山の実り(食料)が減ったりして、人里に降りて来ては殺されてしまう熊。これを守ろうと各地の活動に賛同した人たちが、住んでいる地域のドングリを拾って熊の生息地に餌として撒いているそうです。森の生態系はもともと変化していくものだから、食物連鎖の上位に位置する熊を優先的に守るという考え方。一方で他の地域からDNAの異なる植物(ドングリ)や虫などが入ってきて、最終的に熊を含めたその森の生態系が壊れるから他の地域からの動植物を入れてはいけないという考え方。どちらが善いとも悪いとも言えません。
生物多様性の活動に参加しようと思った時には、各個人であるいは各組織で、しっかり考えて活動内容を決めるようにしていきましょう。
たまに環境改善活動として「絶滅危惧種の花を会社の中庭で咲かせました」「メダカを水槽で繁殖させています」「日本ザリガニを育てました」などを目標としている企業がありますが、問題はその後どうするかがないと到達点のある目標にはなりません。 自分達の考えをしっかり持って取り組んでいきましょう。