KESとは

環境マネジメントシステムには国際規格ISO14001がありますが、中小組織には人・時間・費用等経営資源の問題からハードルが高いため、「シンプルで低コスト」の規格として京都議定書のご当地、京都で誕生したのがKESです。

<KES ”4つ”のキーワード>

1. シンプルなシステム
2. 低コスト
3. 「環境経営」の機会を提供する
4. 「地域との共生」の機会を提供する。

1. シンプルなシステム


KES規格は、ISO14001の基本コンセプトと同じ、トップが宣言する「環境方針」に基づき、Plan(計画)-Do(実行)-Check(点検)-Action(評価)のサイクルを循環させることによって継続的改善を図ることです。

KESはステップ1とステップ2の2段階のレベルを設定していますので業種・組織の規模などに合わせた選択ができます。



2. 低コスト


KESはボランティアベースで運用することとしたため、低コストで審査・コンサルティングが可能となりました。



3. 「環境経営」の機会を提供する


KESでは「環境」と言うキーワードを使って組織の付加価値を向上させる取組みを推奨しています。ですから、KES審査員は規格の審査を行うだけでなく、環境パートナーとして「受審者と一緒に考える(悩む)」アドバイスができる審査を心がけているのも特徴です。



4. 「地域との共生」の機会を提供する。


KESは民間ベースの審査登録機関なので、制約事項が少なく、地域の特性を活かした、あるいは社会貢献につながる活動が可能で、幅広い取組みができます。

「Think Globally,Act Locally」
(地球規模で考え、地域から行動を)




導入のメリット


球環境保全のためKES(EMS)を導入しますが、例えば環境改善活動の中で、
『CO2排出量削減』 → 『エネルギーの効率的利用』 → 『コストダウン』
『資源・工数等のムダ削減』 → 『不良低減』 → 『コストダウン、顧客満足アップ』など多くのメリットが、そして下図のような導入効果が期待できます。


主に下図のような効果が期待される、と言われています。