ＫＥＳ規格やマニュアルサンプルには「最高責任者」「環境管理責任者」などという役職名（？）が出てきますが、実は自由に、好きな呼び名に変えていいんですよ。
ＫＥＳ活動上の最高（最終）の責任者を決めてください、環境活動を管理する責任者を決めてください、というのが規格の主旨です。ただ、便利なのでこのまま使用している組織が殆どですが、現場審査のインタビューで社員の方に「御社の環境管理責任者はどなたですか？」と質問すると「？？？」となる場合が時々あります。だって、普段は「山田環境管理責任者」とは呼ばずに「山田部長」とお呼びしているんですもの。
マニュアルの中に、最高責任者は当社の「社長」とか「工場長」、環境管理責任者は「総務部長」とか「ISO室長」が務めると明記して、以下当社の役職名で記載する、としてもいいんです。