「サムライ フィクション」 by 野口哲哉
サムライも現代人もみな同じ・・・ナンダナ

「サムライ フィクション」 by 野口哲哉

現代美術家の野口氏のコレクションを見に行ってきました。この作品の題名は「ONE'S SOMU LIE」。サムライとは 幾つかの嘘(some lie)と発音が同じ・・・・・。その他にもやはり甲冑を着たサムライがシャネルのヘッドホンを付けて何かに聞き入っている作品もあります。小さな作品で、殆どモデルなしで作っているそうですが、顔や身に着けている物があまりにもリアルで、侍とヘッドホンの違和感もなく。
疲れ切ったり、仕事や上司(上役?)に対して愚痴ったり、お酒や趣味に没頭したり、今どきの若い物はとか年寄りは頭が固いとか、自分の若い頃はと説教したり、楽しいことがあれば大声で笑ったり、「あぁ いつの時代も人って同じなんだ!」と再確認させてくれます(これは個人の感想ですが)。
好みもあるでしょうが、機会があったらごらんあれ。いつの時代も、環境がどう変わっても、人は人なんですよね。